ゴルフ帰りに「5キロ3500円程度」で販売する直売所へ
三木氏の購入価格は8年前の契約時とほぼ同額の状況で、「価格高騰により直接購入に動く人が増えるなか、私が買っている価格水準での契約は流石に難しい」(同前)ものの、店頭より安い価格は期待できそうだ。
「ネットに出ている直売情報をチェックする際には、購入者が書き込む口コミも参考にしながら、農家のこだわりや人柄などを確認して候補を絞っていくことをお勧めします」(三木氏)
自分がアクセス可能な範囲で“上流”に近いところほど、安値が期待できる。各市区町村のJAが運営する直売所も「5キロ3500円程度で販売しており、ゴルフ帰りに立ち寄る人などが増えている」(JA関係者)といい、選択肢になりそうだ。
直接購入が難しかったり、直売所が近くにない場合、購入価格以外のところでコストを浮かせる努力もできる。
「ネット通販でコメを購入するなら、ポイントが多くつくキャンペーンの日を選ぶ。今はコメの値段が高い分、還元されるポイントが大きくなります」(三木氏)
コメ高騰を乗り切るためには、あらゆる選択肢を知っておきたい。
※週刊ポスト2025年5月2日号