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投資

【ドル円週間見通し】ドルは弱含みか 米雇用統計やFOMCなどにも注目集まる

・4月28日-5月9日発表予定の経済指標予想については以下の通り。

○(米)1-3月期GDP 4月30日(水)午後9時30分発表予定
・予想は前期比年率+0.4%
 参考指標となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPNow」の試算によると前期比-2.2%。米国の関税措置発動前のデータだが、貿易収支の悪化などが米国経済を圧迫したようだ。個人消費は特に悪化していないため、成長率はプラスとなる可能性がある。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 5月1日(木)政策金利発表予定時刻は未定
・予想は金融政策の現状維持
 日本銀行の植田総裁は経済・物価見通しが実現していけば利上げを行う考えを変えていないが、米国の関税政策による影響に対して強い警戒感を表明しており、今回の会合でも政策金利の据え置きが決まる可能性が高い。

○(米)4月雇用統計 5月2日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+13.0万人、失業率は4.2%
 サービス部門における雇用者数は伸び悩んでおり、製造業の雇用拡大は当面期待できないことから、非農業部門雇用者数は3月実績を下回る可能性が高い。

○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合 5月6日(水)日本時間7日午前3時結果判明
・予想は金融政策の現状維持
 直近公表の地区連銀経済報告によると、全米の大部分で物価が上昇し、経済活動と雇用は前回報告から変化がなかった。ただ、国際貿易政策を巡る不確実性が広がりつつあるため、今回の会合でも政策金利の現状維持が決まる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・4月29日(火):(米)4月CB消費者信頼感指数
・4月30日(水):(米)3月コアPCE価格指数
・5月1日(木):(米)4月ISM製造業景況指数
・5月2日(金):(欧)4月ユーロ圏消費者物価指数
・5月5日(月):(米)4月ISM非製造業景況指数
・5月6日(火):(米)3月貿易収支
・5月8日(木):(英)英中央銀行政策金利発表
・5月9日(金):(中)4月貿易収支

【予想レンジ】
・141円00銭-145円00銭

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