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土俵に埋まるカネ

大相撲懸賞金の中身が「3万円→1万円」になった“時代の変化” かつて曙が400万円の盗難被害に 「昔と違って今は、大きな額の現金は不用心なだけ」の声も

分厚い懸賞袋の束の中身に今場所から変化が

分厚い懸賞袋の束の中身に今場所から変化が

 大相撲の取組後、勝ち名乗りを受ける力士が行司から受け取る「懸賞金」。横綱や大関の取組ともなれば、仕切りの間に懸賞旗がぐるぐると何周も土俵を回り、勝った力士が分厚い懸賞袋の束を受け取る姿に館内が沸く――本場所でよく目にする光景だが、その懸賞の「中身」がこの5月場所から変更された。その背景には何があるのか。

 もともと、力士が取組後に現金で受け取る懸賞金は3万円だった。懸賞袋のひとつひとつに現金で入れられている。それが今場所からは、現金で受け取るのは1万円に変更されたのである。

 懸賞金は1本7万円で、相撲協会が手数料(取組表掲載料、場内放送料)として1万円を差し引き、残り6万円を勝った力士が獲得する。

「従来は現金で受け取る分(3万円)以外の残り3万円については給料と別口座に振り込まれ、税金や引退後の必要経費のために積み立てられていた。今後は、その口座に計5万円が振り込まれることになる。協会で手続きをすれば引き出せるが、引退時まで積み立てる関取が大半です」(協会関係者)

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