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LINE流出を防ぐセキュリティガイド「通知を見られないようにする」「通話相手を知られたくない」「別端末からの“のぞき見”を防ぐ」…手軽に実践できる対策法

別端末からの“のぞき見”を防ぐ

 悪質な相手に、LINEを別端末から“のぞき見”されるリスクもある。

「パスコードを盗み見られるなどした後に、手元から離したスマホを勝手に操作されるリスクは大きい。中身を見られるだけでなく、いくつかの操作をされると他人のパソコンなどが自分のアカウントの『サブ端末』として登録される。そうなるとリアルタイムであらゆるやり取りを盗み見られてしまう」(井上氏)

 これを防ぐためには、「スマホ以外からのアクセス」の「通知」を見逃さないことが肝要になる。

「1つのLINEアカウントに複数の端末でログインすると、メイン端末(主にスマホ)に『ほかの端末からログインされました』と通知されます。これを見逃さなければ、“不正アクセス”しようとしていることに気付いて対処できる」(宮田氏)

「ログイン許可」をオフにする

 ただし、誰かがサブ端末で不正にログインした際に設定を変更し、「自動ログイン」が有効になると、以降は通知が来ないこともあるという。

「LINEのホーム画面右上の設定から『ログイン許可』をオフにすることで、サブ端末でのログイン自体を禁じることができます。ただし、パスコードなどが盗み見られれば、目を離した隙に勝手に操作されて再びログイン許可がオンにされる可能性も。どういうリスクがあるか知り、複数の方法で注意を払う必要があるでしょう」(同前)

 とはいえ、家族に見られてもいいLINEだけなら問題ない。だが、誰しも秘密はあるもの。後悔先に立たず、である。

※週刊ポスト2025年5月30日号

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