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「どこにあるの…?」シェアサイクル・電動キックボードの「ポート」スキマ設置増加で利用者困惑 住宅地でウロウロして「不審者扱い」される人も

アパートの門の内側にある外から見えないポート

 一方で、近所に“わかりにくいポート”が設置された側もまた、悩みを抱えている。東京都世田谷区に住む会社員・Bさん(40代男性)が、“最近の異変”を明かす。

「私が住んでいる地域は車1台がやっと通れるくらいの狭い道が入り組んだ住宅地で、その近辺をふだん歩いているのは住民か、宅配業者くらい。そんな場所でも近所にはいくつかシェアサイクルのポートがあります。これまでポートの場所はコンビニの一角とか、24時間パーキングの一角のような“基本的に人が集まるところ”だったんですが、最近、私の自宅の向かいにあるアパートの駐輪場にもできたんです。それが本当にわかりにくいようで……」(Bさん)

 Bさんが住む一軒家と狭い道を挟んで向かい側に建っているのは、3階建ての小さなアパート。その敷地内に駐輪場がある。

「そのアパートには門があって、門を開けないと敷地内には入れず、駐輪場もその門の内側にあります。その駐輪場の一部がシェアサイクルのポートになっているんですが、アパートの敷地の周囲には垣根があって中がほとんど見えない。つまり、ポートがあるかどうかが外から確認できないんですよね。しかも門にはポートがあることを示す掲示もないし、何なら『開放厳禁』と書かれている。明らかに門の中に入ってはいけない雰囲気なんですよ。アパートの住民がシェアサイクルを利用するなら問題ないんですが、住民ではない利用者にしてみれば、そのポートを見つけるのも一苦労でしょうし、まさかそこにあるとは思いもしないでしょうね」(Bさん)

次のページ:ポートを探す人に声をかけた住民も不審者扱い?

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