“万枚”突破も珍しくないスマスロ
若い世代からは厳しい意見も
長らくパチスロから離れていたが、今回の『吉宗』をきっかけに、ホールへ足を向けるようになったユーザーも少なくない。かつて初代『吉宗』を好んで打っていたという都内在住の会社員・Aさん(50代男性)はこう話す。
「かつて、1ゲーム連チャンの快感を味わいたくて、大負けする可能性があるとわかっていても『吉宗』を打っていました。『吉宗』がホールから消えてからも、いろいろな機種を打っていたんですが、4号機時代の楽しさには敵わず、いつの間にかパチスロ自体を打たなくなっていました。そこへスマスロ版の『吉宗』が導入されると聞いて、すぐにホールに駆け込みました。当時の『吉宗』と同じような雰囲気で最高に楽しいです」
一方で、当時のゲーム性や演出を再現した機種ということもあり、若い世代のユーザーの中からは、“古臭い”という声も聞こえてくる。神奈川県の大学生・Bさん(20代男性)は言う。
「『吉宗』は出玉的には魅力的ですが、演出が面白くない。今の機種は、液晶の演出が派手だし、出玉システムも作り込まれているのに、『吉宗』はすごくシンプル。地味な演出でいきなり当たるとか、ボーナスを引くまで延々と同じような液晶のまま打ち続けるとか、理解できない部分は多いです。全体的に古臭くて、打っているのが苦痛にも感じてしまいました」