洗剤、おむつ、ハンバーガー、コーラ…支払いのカードも“米国生まれ”
洗濯や皿洗いなどに洗剤を使うでしょう。それら洗剤はP&Gの製品である可能性が高いです。ファブリーズやパンパース(紙おむつ)もP&Gです。この会社も米国企業です。仕事ではパソコンを使うでしょう。多くの方がきっとウィンドウズ(Windows)のはずです。ワード(Word)やエクセル(Excel)も使うでしょう。これらはマイクロソフトの製品で、米国企業です。
休憩時に使うスターバックスも米国企業です。ランチに使うマクドナルドも米国企業です。喉が渇いてコンビニで買うコカ・コーラも米国企業の製品です。それらの支払いに使うビザカードもマスターカードも米国企業のサービスです。インスタグラム、X(旧ツイッター)、フェイスブック、ユーチューブなども米国企業のサービスです。
もうお分かりでしょう。あなたの日常生活のなかに、米国企業は普通に溶け込んでいます。仮に米国企業抜きで10時間だけでも過ごすことを試そうにも、生活も仕事も成り立たないことでしょう。
「米国株に投資することは危険ではない」
規模でも見ておきましょう。世界の企業の時価総額ランキングで、30位以内に米国企業は24社(2025年)も入っています。時価総額とは『株価×発行済株式数』で算出する数字で、企業の規模を評価する指標の1つです。日本企業は30位以内には見当たりません。
これら米国企業は日本企業より規模が大きく、売上高や利益も大きい。米国企業に投資することは、いちがいに危険ではないことお分かりいただけたと思います。