ロサンゼルスへの日帰り出張もこなすほどエネルギッシュな吉川幸枝さん
長い人生、育児や介護が一段落してからも、まだまだ時間は残っている。60代以降の人生を充実させるためには、“生きがい”を見つけることが重要だ。現役の実業家・吉川幸枝さん(89才)に話を聞いた。
120才まで働き続けるのが目標
「20代で起業し、その後の60年を80年にも変えるほどのハイペースで仕事をしてきました」(吉川さん・以下同)
そのアグレッシブさは卒寿を目前としても衰えず、時差を利用してロサンゼルスへの日帰り出張もこなすほどだ。そんな吉川さんの生きがいとは──。
「私は生涯現役で、120才まで生きるつもりですから、あと30年は健康維持に努める必要があります。仕事と、それをこなすための体作りが生きがいと言えます」(吉川さん・以下同)
とはいえ、ジムなどに通う時間はないので、ライフスタイルに合わせて工夫しているという。
「どんなに忙しくても栄養はしっかり摂りたいので、素早く摂取できるように果物を搾って飲んだり、小腹が減ったときは梅干しやらっきょう、のりを間食にしたりしています」