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ビジネス

《現行犯で経営者が摘発されたケースも》風営法改正でメンズエステでの違法サービスへの取り締まり強化 客が逮捕される可能性はあるのか、弁護士が解説

メンズエステ業界の健全化は進むのか(写真:イメージマート)

メンズエステ業界の健全化は進むのか(写真:イメージマート)

 近年、全国で店舗数を増やしている「メンズエステ(メンエス)」。女性セラピストによる男性向けマッサージ店の総称だが、業界はいま大きな変革期を迎えている──。

 6月末、大分でメンエス店の経営者と従業員らが客に性的なサービスを提供した疑いで現行犯逮捕された。また、7月10日、静岡でもメンエス経営者ら2人が風営法違反容疑で逮捕された。風俗ジャーナリストの生駒明氏が言う。

「一連の逮捕は、6月28日に施行された改正風営法の影響とみられます。今回の法改正では、無許可営業や名義貸し、禁止区域営業などが罰則強化の対象となり、法人に対する罰金刑の上限が200万円から3億円に引き上げられた。メンエス店が本来提供してはならない性サービスへの取り締まりが強化され、業界は対応を迫られています」

 そもそもメンエスとはどのようなサービスを提供する店なのか。

「1990年代に登場した当初はその名の通り男性向けにオイルマッサージを行なう業態でしたが、近年はタイトなトップスやミニスカートに身を包んだ女性セラピストが客の鼠径部を中心にリンパマッサージを施す店が現われた。こうしたサービスが人気で店舗数が急増している」(同前)

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