お金が使えれば「美味しいものを食べる」「仕事の時間を減らす」「旅行へ行く」ことで、人生の最後における後悔を少しでも減らすことができるでしょう。
単に貯めるだけではなく、どの年代でどの程度のお金が必要なのかを理解して向き合っていくことも大切です。とはいえ、深く考えなくても、年金の不足分を補ってくれる資産を形成することを長期目標に掲げ、達成できればストレスなくお金を使うという方針でよいかと思います。
一度、お金が入ってくる仕組みを構築できれば、あとはほぼ自動的に毎年の受取金額は増加していきます。株式投資の経験がない方は、そんなうまい話が本当にあるのか、と思われるかもしれませんが、株式投資の世界ではさして珍しい話でもありません。
※長期株式投資・著『年に471万円が入ってくる「鉄壁配当」 後悔ゼロの“早期リタイア』(KADOKAWA)より一部抜粋して再構成
【プロフィール】
長期株式投資/「日本の配当株」専門の元サラリーマン投資家。2023年3月、資産1億円を達成し早期リタイアを達成。1977年生まれ。2004年から株式投資を始める。2006年、ライブドアショックで痛すぎる損失を経験。以降、大型株へ投資対象をシフトするが、2008年、リーマンショックで含み損が600万円まで膨らみ「退場寸前」となる。しかし2009年、ポートフォリオを大型配当株メインにスイッチ。以降は、安定的に資産を増やし、2024年の税引き後の手取り配当額は、471万3512円と過去最高を更新。マネーポストWEBの関連記事《【年間配当400万円超】億り人「長期株式投資」氏が厳選する3銘柄 連続増配の割安リース株、上方修正期待の名証上場株…「年末までの株価上昇」が期待できる根拠に納得!》では、長期株式投資氏の最新の注目銘柄も紹介している。