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国技館の相撲観戦・新トレンド 本場所限定のレア商品「力士おみくじ」はなぜ人気か 会場に着いても「幕内の土俵入りまで席に座らない」観戦スタイルから派生ビジネスが拡大中

十両土俵入りの時間帯はまだ観客の姿はまばらで、館内の売店などに足を運んでいる

十両土俵入りの時間帯はまだ観客の姿はまばらで、館内の売店などに足を運んでいる

 両国国技館では連日、満員御礼のなかで9月場所の熱戦が続いている。観戦に訪れたファンの間で最近、話題となっているのが、館内の相撲博物館にある野見宿禰神社授与所の力士おみくじだ。

 野見宿禰神社は国技館近くにあり、日本書記にも登場する相撲の神様・野見宿禰を祀っている。境内には歴代横綱記念碑が建てられ、新横綱の奉納横綱土俵入りも行なわれる。相撲協会が管理し、東京開催場所の前には八角理事長(元横綱・北勝海)や審判部長が出席しての例祭が行なわれることで知られる。

 普段の神社は無人で、国技館の相撲博物館内の野見宿禰神社授与所で御守、勝負御守、合格御守、御札、絵馬などが授与されるが、化粧まわしをした4種類の横綱人形の中におみくじが入った「力士おみくじ」(500円)は本場所が開催されている時だけ買うことができる。そのため本場所開催中限定の“レア商品”として話題を呼んでいるのだ。

 人形の中に入っている「相撲みくじ」には、大吉や吉などの表記はなく、大きく「横綱」「大関」「関脇」「小結」「平幕」などとある。横綱が大吉、大関・関脇・小結が吉といったかたちになり、運勢も相撲にたとえられている。

「運勢=外掛けに耐え内掛けにも耐え、押し込まれるが特俵でうっちゃり。最後は勝つ」
「金運=四股を踏んで邪気を払え」
「健康=1日1回塩をまけ」
「御縁=決まり手は押し倒し、積極的に」
「学業=蹲踞の姿勢で気持ちを鎮める」

 内容に多少の無理はあるが、女性ファンを中心に横綱人形は可愛いと人気が出ているというのだ。

人気急上昇中の「力士おみくじ」

人気急上昇中の「力士おみくじ」

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