閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
ビジネス

【自衛隊の最強兵器】世界一の性能「たいげい型潜水艦」、走行命中率トップ「10式戦車」、AI搭載「対艦ミサイル」、高出力レーザー砲など…他国が恐れる日本の防衛技術

注目すべき自衛隊の「最新兵器」(撮影/菊池雅之氏)

注目すべき自衛隊の「最新兵器」(撮影/菊池雅之氏)

 もがみ型には新型国産巡航ミサイルの12式地対艦誘導弾能力向上型などのミサイルが配備されると見られている。

「水中・水上無人機を搭載して対潜、対空、対水上戦、対機雷戦など多様な任務をこなせる。従来の護衛艦の半分以下の約90人の乗員で運用し、有事は60人でも運用可能です。その真骨頂はシステム統合で乗員を減らしながら、指揮所がある艦橋が使用不能になった場合でも、応急操艦できるように艦内の別の場所に操縦室が設けられ、システム全体が一度に機能停止しないようになっていることです」(井上氏)

 護衛艦への乗船取材の経験が豊富な軍事フォトジャーナリスト・菊池雅之氏もこう言う。

「驚くのは乗組員にはアップルウォッチのようなデバイスが与えられ、艦内のどこにいるか、心拍数などの健康状況まで一瞬で把握できること。そこまでシステム化されているのです」

弾頭にAIを搭載して迎撃

 一方、陸上自衛隊には10式戦車がある。有事における対機甲戦、機動打撃、特殊部隊攻撃対処などの能力を大幅に向上させた戦車だ。

 国内の橋梁を走行できるように各国の戦車より軽く、速度も速い。世界に誇るのは射撃性能だ。

「スラローム射撃というジグザグ走行しながらの射撃で高い命中精度を誇る。僚車と情報共有しながら戦闘できるC4Iシステムも搭載している」(井上氏)

次のページ:新型ミサイルの開発・配備も急ピッチ

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。