閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
投資
FX億り人・加藤ムネヒサ氏のゴールデン手法

【1回の損切はトレード資金の2%】FX億り人が徹底する資金管理ルールの考え方 「プロ野球と同じ長期戦。『負けたら終わり』のトーナメントではない」

トータルで勝ちを積み重ねるためには資金管理ルールを守ることが大切(写真:イメージマート)

トータルで勝ちを積み重ねるためには資金管理ルールを守ることが大切(写真:イメージマート)

 為替の値動きをもとに利益を狙うFX(外国為替証拠金取引)は、少額から始められるものの、資金管理などが難しいため「ハイリスク」の投資商品として見られることも少なくない。そんなFXを元手30万円から始め、億り人になった加藤ムネヒサ氏は、短時間にトレードを繰り返すスキャルピングという手法を得意とする。取引手法の中でも特に難しいスキャルピングで、加藤氏はどう資金管理を行っているのだろうか。

“3年でFIREを目指す”想定で、加藤氏のトレードノウハウを紹介する『元手30万円からわずか3年でFIREを叶える爆益トレード 黄金のスキャルピングFX』(KADOKAWA)より一部抜粋・再構成して、加藤氏の資金管理ルールを紹介する【全5回の第2回】。

 * * *
 資金管理ルールとは、一言で言うと、「1回のトレードを、どのくらいのロット(通貨量)で取引するか」を定めたものです。

 資金量に対して、大きすぎるロットでトレードをすると、連敗、もしくは1回の負けで資金の大半を失う、なんてことになりかねませんから、トレーダーは資金を守るために、この資金管理ルールを順守していくことになります。

 そして、1回の損切を、「トレード資金の2%」の金額以内に抑えることを、資金管理2%ルールと呼びます。

 具体的な例で解説します。例えば、口座の資金が100万円の場合、100万円の2%は2万円ですね。よって、1回の損切を2万円以内に抑えるのが2%ルール。

 ここで、本書のゴールデン手法は、「損切幅10pips」を使うので、

・2万円=10pips×ロット「20万通貨」

となり、資金が100万円の場合は、1回のロットを20万通貨以内にすれば良い、ということがルールから求められます。

 2%ルールを使う利点として、仮に10連敗したとしても、資金の約8割が残ることになるので、万が一、大きな連敗が発生したとしても、資金の大半が残っている安全な状態を保つことができます。

 特に、手法の練習を始めたばかりの際は、間違ったポイントでトレードしてしまうことも多く、本来の勝率が出ないことは当然なので、2%ルールを超える高ロットでのトレードはしないことが大切です。

次のページ:優位性あるルールを、淡々と継続するのが最速の勝ち方
関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。