αクラスパパが教える「中学受験“最強の社会”」【東北編(3)山形】
中学受験ブームが続いている。いまや1都3県では「5人に1人」が中学受験をしていると言われているが、中でも東京都文京区・中央区・港区・目黒区などでは実に4~5割が私立・国立・都立中学に進学したというデータがある。文部科学省の「子どもの学習費調査」でも、学習塾などにかける経費は増えていることがわかる。
ただ、中学受験は塾任せではなく、親のサポートが重要といわれる。長女がいわゆる御三家に合格し、次女も現在SAPIXの上位クラスである「α」に通っているという「さんくす」さん(40代男性)は「今の中学受験は“勉強しなさい!”というだけでは厳しいと思います。親が復習に付き合ってあげることで、定着度は飛躍的に増す。楽しみながら伴走することが大切だと思います」と語る。
どのような学習をしているのか。さんくすさんが教える、社会の「東北地方の楽しい学び方」第3回をお届けする。社会のポイントとしてまずは【1】まず新幹線の駅名を替え歌で覚える 【2】駅名からいろいろな連想ゲームをする 【3】ネットで写真を検索して子どもと一緒に見る──ということを教えてくれた。それを使えば、重要な3つの盆地を混同せず覚えられるという。
最上川沿いにある頻出の“3つの盆地”
前回記事では東北新幹線の「北上」駅から派生して、北上川の大切さについてお伝えしました。
もうひとつ、東北地方には大きな川があります。中学受験でもよく出る「最上川」です。
ここでクイズです。最上川沿いにある、頻出の3つの盆地を北から順番に言えますか? 地理に詳しいか、何か前提知識がないとおそらく難しいですよね。実はこれも「新幹線駅名」を覚えていれば一発で解決します。
我が家での教え方をご紹介しましょう。また地図を開きながら、一緒に子どもに教えてあげてください。
