αクラスパパが教える「中学受験“最強の社会”」【東北編(4)湖】
中学受験ブームが続いている。いまや1都3県では「5人に1人」が中学受験をしていると言われているが、中でも東京都文京区・中央区・港区・目黒区などでは実に4~5割が私立・国立・都立中学に進学したというデータがある。文部科学省の「子どもの学習費調査」でも、学習塾などにかける経費は増えていることがわかる。
ただ、中学受験は塾任せではなく、親のサポートが重要といわれる。長女がいわゆる御三家に合格し、次女も現在SAPIXの上位クラスである「α」に通っているという「さんくす」さん(40代男性)は「今の中学受験は“勉強しなさい!”というだけでは厳しいと思います。親が復習に付き合ってあげることで、定着度は飛躍的に増す。楽しみながら伴走することが大切だと思います」と語る。
どのような学習をしているのか。さんくすさんが教える、社会の「東北地方の楽しい学び方」第4回をお届けする。社会のポイントとしてまずは【1】まず新幹線の駅名を替え歌で覚える 【2】駅名からいろいろな連想ゲームをする 【3】ネットで写真を検索して子どもと一緒に見る──ということを教えてくれた。それを使えば、頻出の湖の特徴を覚えられるという。
「十和田湖」「田沢湖」「猪苗代湖」
前回記事では山形新幹線の駅名を使って、最上川沿いの盆地と産業の関係についてお伝えしました。
今回は、秋田新幹線と東北新幹線の駅名を使って、中学受験で頻出の東北の湖についての覚え方を見ていきましょう。
東北地方で受験に出る湖は「十和田湖」「田沢湖」「猪苗代湖」の3つです。厳密に言えば宮城県の蔵王にある「御釜」という湖も社会の問題で見たことがありますが、とりあえず3つについて覚えておけばだいたい大丈夫です。
ここでクイズです。3つの中で、いちばん深さが浅いのはどれでしょう。もしかしたら、「日本で一番深いのは田沢湖」と知っている方もいるかもしれません。でも、浅いと言われると……? これも新幹線の駅名から紐解いていきましょう。この覚え方をすれば、なかなか忘れないですよ。
以下、我が家での教え方をご紹介します。いつものように、子どもに教える時は地図を開きながら教えてあげてください。
