αクラスパパが教える「中学受験“最強の社会”」【東北編(2)岩手・宮城】
過熱する中学受験。2025年の1都3県の中学入試では、大手進学塾・日能研の推定で6万2000人ほどが受験したとされ、受験率は21.5%。東京都では3割に達しており、ともに前年から減少したと見られるものの、高水準となっている。
中学受験は「親の受験」とも言われる。親のサポートが重要という意味だが、うまくいっている家庭ではどのような伴走をしているのか。
長女がいわゆる御三家に合格し、次女も現在SAPIXの上位クラスである「α」に通っているという「さんくす」さん(40代男性)は、土日を中心に子どもと一緒に勉強してきたという。今回は、社会の「東北地方の楽しい学び方」のTipsを聞いた。
東北新幹線の「北上」がなぜ重要なのか
前回記事のポイントは【1】まず新幹線の駅名を替え歌で覚える 【2】駅名からいろいろな連想ゲームをする 【3】ネットで写真を検索して子どもと一緒に見る──というものでした。
それをベースに、我が家で東北地方についてどんなふうに教えているかをお伝えします。
東北については仙台、盛岡などの有名な駅がありますが、一気にいろんなことが学べるのは東北新幹線の「北上」という駅名です。盛岡の南、「水沢江刺」と「新花巻」の間に位置します。
以下が我が家での教え方です。地図帳やGoogleマップを見ながら、こんな話をします。ぜひ地図を開きながら、一緒に地理の学びを楽しんでみてください。
