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ライフ

《もし配偶者に先立たれたら…》夫婦が“最後の10年”ですべき準備 「共通の友人を作りつつ、ひとり行動も意識」、自宅の整理では「物の捨てすぎ」に注意

夫婦で快適な生活を送るためのコツ9

夫婦で快適な生活を送るためのコツ9

食器は処分する

 電化製品の使い方を覚えることも大切だ。小谷氏の知人男性は妻と死別後、電子レンジの使い方が分からず苦労したという。

「今の電化製品は便利ですが、機能が多くて使い方が分からないケースが多い。夫婦でどちらも使えるようにシンプルな家電に買い替えるといい。まだ買い替えの時期でなければ、電化製品の使い方くらいは覚えておきましょう」(同前)

 同時に自宅の整理も進めたい。注意すべきは物を「捨てすぎてしまう」ことだと小谷氏。

「家は思い出の詰まった箱で、自分にとって大切な物まで処分すると残りの人生が寂しくなります。家具を捨てすぎて生活の質が下がってしまうケースもよくある。必要なものと不要な物の見極めが大切です」(同前)

 なかでも小谷氏が注目するのは台所だ。

「2人暮らしなのに子供がいた時のまま、フライパンや鍋などの調理器具や食器を大量に保有する夫婦が多い。地震発生時に危険なので台所は極力シンプルにすべき。使わない食器類は処分しましょう」(同前)

 家にある不要品はリサイクルショップに持ち込むか、家族や友人らに譲る。その際は、価値のある物から順に譲ることだと小谷氏は言う。

「自分が不要な物は相手もいらないと理解しましょう。価値を理解して喜んで使ってくれる人に“生前形見分け”を行なうといいでしょう」

※週刊ポスト2026年1月2・9日号

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