大学生の間で「耳から学ぶ」風潮が広がっているという(写真:イメージマート)
かつて“意識高い系大学生”といえば、Apple製品を揃え、スタバでMacBookを広げ、自己啓発本を読む……といった姿がイメージされていた。それが最近では、トレンドが変化しつつあるという。
就職活動を控えた高偏差値帯の大学に通う学生たちに話を聞くと、英語ニュースやビジネス系ポッドキャストなど、自己研鑽のために「耳から学ぶ」風潮が広がっているという。実践している学生たちに話を聞いた。
通学中には『NewsPicks』を2倍速で視聴
都内のある有名私立大学に通う男性・Aさん(21歳・法学部)は、音声系コンテンツでビジネストレンドを学んでいる。
「コンサルに進んだサークルの先輩のアドバイスで、社会人になるための準備を始めています。最近はもっぱら音声コンテンツがメインで学んでいますね。朝は準備の時間がもったいないので、髪の毛をセットするあいだに『NewsPicks Now!』とか『Voicy』の新着を聴いてます。移動中は倍速視聴することも多いです。
それまで、YouTube中毒で、毎日6、7時間だらだら動画を見る生活が続いていたのですが、『受動的すぎて学びがない、時間がただ溶けていく!』と危機感を感じて(笑)、動画から音声コンテンツに変えました」(Aさん)
Aさんにスマホを見せてもらうと、娯楽系のゲームやソシャゲの類は一つも入っておらず、「教養」や「学び」系のアプリがずらりと並んでいた。
「『BBC』や『CNN』、日経の英語版アプリも入れていますね。英語のリスニングの勉強にもなるし、習慣化してよかったと思っています。正直大学の勉強よりも、自分で学ぶことの方が『燃える!』って感じがして、やる気がでるんです。
昔はスタバでMacBookを開くのが“意識高い”と言われていたみたいですが、今では普通すぎてなにも思いません。というか、スタバでドヤ顔をするのもお金がかかるので、コスパ重視の若者はそこにこだわっていない気がします」(同前)
