弐億貯男さんは2026年の株式市場をどう見ているのか
2025年は日経平均株価が5万円を突破するなど、かつてない高値圏に沸いた1年だった。「さすがに上がりすぎでは」との指摘も聞かれるように、一時の5万2000円台から5万円を割り込むなど激しい乱高下も見られた。来る2026年の株式市場はどんな相場になるのか。
割安成長株への投資で元手250万円を3億円超に増やしたサラリーマン投資家の弐億貯男さんは、こんな見方を示す。
「2026年の日経平均は波乱もあるでしょうが、基本的には右肩上がりが続くと予想します。レンジとしては、下が4万5000円から上は6万円といったところになると見ています。幅広いレンジのように思えるかもしれませんが、日経平均が5万円を超えてから値幅が広がっており、10%の変動で上にも下にも5000円は動いてしまう。そうなると、上がり出したら一気に駆け上がるので、日経平均6万円も現実味を帯びてくるわけです」(以下「」内コメントは弐億さん)
そもそも日経平均を5万円超まで押し上げたのは、アドバンテストやソフトバンクグループ、東京エレクトロンといったAI・半導体関連の一握りの銘柄であり、そこに値下がりリスクはあると弐億さんも指摘する。
「波乱要因としては、AIバブルともいえるような状況がどこまで続くかということ。米エヌビディアを中心に高まっている成長期待がどこかで剝げ落ちたり、米国の利下げ、日本の利上げによる日米金利差の縮小で円高に反転する可能性もあり、そうなると、10%ほどの調整、つまり4万5000円くらいまで下がることもあると考えておいたほうがいいかもしれません」
第2のトランプショックは
他にも懸念材料はある。日米金利差縮小による「円高」によって日本の輸出企業の収益が圧迫されたり、2026年11月にはトランプ政権に審判を下す米中間選挙も控えたりしているが、弐億さんは冷静な見方だ。
【プロフィール】
弐億貯男/サラリーマン投資家。株式投資で生涯賃金2億円を貯めることを決意し、2003年8月に投資元本250万円からスタート。割安成長株の中長期投資で年率30%を上回るリターンを続け、2019年には資産2億円を達成。今後も年率10%を目標に、2029年に5億円達成を目指す。著書は『10万円から始める!割安成長株で2億円』『割安成長株で2億円 実践テクニック100』(いずれもダイヤモンド社刊)。X(弐億貯男@2okutameo)、ブログ「サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。」も注目を集めている。
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