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投資
3年先を見据えた「本当に割安な株」ランキング
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《元手200万円から資産10億円を達成した投資術》割安成長株投資の達人・DAIBOUCHOU氏が「本当に割安な株」の見つけ方を解説 PERが30倍でも割安と言える銘柄とは

DAIBOUCHOU氏は「本当に割安な株」をどう探しているのか

DAIBOUCHOU氏は「本当に割安な株」をどう探しているのか

 株式投資のセオリーは安く買って高く売ること。しかし、日経平均株価が最高値更新を続けるような相場で割安な銘柄を探すのは簡単ではない。そのヒントを探るため、マネーポストWEBでは割安さを示す指標に着目して独自のランキングを作成。割安成長株への超分散投資で資産10億円を築いた個人投資家のDAIBOUCHOU氏に解説してもらった。

 株価の割安さを示す一つの指標として「PER(株価収益率)」が挙げられる。PERは当期の予想1株あたり純利益に対して株価が何倍に相当するかを示す指標であり、時価総額を純利益で割ることで計算が可能。例えばPERが10倍の場合、「その企業を買収して毎年同じ純利益が得られると想定すれば、10年で元が取れる」という考え方ができる。

 しかしPERが低い銘柄のなかには、単に将来性が乏しいと市場に見放されているものもある。そういった銘柄はどれだけ待っても株価が上がる可能性は低く、“割安さの罠(バリュートラップ)”とも呼ばれる。

 割安成長株を見つける達人、DAIBOUCHOU氏はPERが低い銘柄を選ぶメリットについてこう語る。

「昨今の株高基調には“過熱感”も懸念されるので、暴落の可能性も意識したほうがいいかもしれない。そうなると、利益に対して投資家の期待が高すぎるような銘柄は株価が下落する可能性が高いので避けたいところです。

 一方、PERが低い銘柄であればバブル的な買いが集まっていないので株価が下がりにくい。こういう市場が過熱気味の時こそ、PERが低い割安成長株に投資することを意識して、暴落に備えながら株価上昇を狙ったほうがいいと思います」(DAIBOUCHOU氏、以下同)

復興需要でV字回復期待

 そこでマネーポストWEBでは「本当に割安な株」を探るため、金融情報サービス会社アイフィスジャパン協力のもと、上場企業の「3年後の利益予想」から見たPERを算出。主要証券会社16社のアナリストによる3期先の当期利益予想を集計した平均値「3期先コンセンサス予想」に対し、現在の株価(1月5日終値)から割り出したPERが低い順にランキング化した。どのように活用すればいいのか。

「たとえば現在のPERが20倍でそれほど割安ではなくても、3年後に利益が2倍になるならPERは10倍とも考えられる。あるいは、3年で利益が2倍に成長することが期待できる企業なのに現在のPERが10倍だとしたらより割安な状態と言える。そのような銘柄は投資家からの評価も高まって株が買われるようになり、株価も1.5~2倍くらい上昇することが期待できます。私自身も企業の中期経営計画などを分析しながら、先を見据えて投資をしています」

 例えば今回のランキングで2位の日本板硝子(東証プライム・5202)は、3期先コンセンサス予想では利益が今期の10倍以上に膨らんでいる。PERも今期の34.35倍から3期先は4.82倍と大幅に低くなる計算だ。

「日本板硝子は最近経営が上手くいっておらず、業績も落ちている。PERは30倍を超えている状態で、現時点ではけっして魅力的な銘柄には見えませんよね。

 ただ、同社は『ピルキントン』という英国のガラス会社を傘下に持っています(2006年に買収)。2022年から続くロシアとウクライナの紛争が落ち着いてくるようなら、マンションやビルなどの復興需要が高まり、ピルキントンのガラスもたくさん売れるだろうと期待できる。そうなれば親会社の日本板硝子も大きな恩恵を受け、V字回復していくのはないでしょうか」

 関連記事『《資産10億円・DAIBOUCHOU氏が注目の割安成長期待の10銘柄》3年先の利益予想で算出した「本当に割安な株ランキング」のトップ100からピックアップ! 不動産、半導体、商社から「推し活」関連まで』では、3期先の利益予想から見た「本当に割安な株ランキング」のトップ100を一挙掲載。そのなかでDAIBOUCHOU氏が注目する10銘柄を紹介していく。

【PROFILE】
DAIBOUCHOU/1973年生まれ、東京都在住。各企業の財務諸表分析を中心とした、割安成長株への超分散投資を得意とする。2000年の会社員時代に200万円の元手から株式投資を始めて、約4年で「億り人」になる。その後、安定重視の中長期投資にシフトして、資産10億円を達成。著書に『バリュー投資の億り人が教える 新NISA「成長投資枠」で1億円: 10日で学ぶ10年10倍株の探し方』(東洋経済新報社)など。
Xアカウント:https://x.com/DAIBOUCHO

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