「入らない人の意味が分からない」
一方、こういった人たちに首を傾げるのは東京都渋谷区在住のAさん(40代/女性)だ。AさんはすでにNetflix契約者。単純にドラマやアニメ、映画などを楽しむための「課金」であって、WBCが見られると言われても「特に見ない」という。
「見たいものがあるサービスを契約するだけの話で、興味があるなら、何で入らないんですかね? アニメファンや映画ファンは1作品のために1か月だけ入る、という人はいっぱいいる気がするんですけど、野球ファンは違うのでしょうか。単純に不思議です」
京都府出身で、神奈川県横浜市在住・Mさん(50代/男性)は今年の正月に帰省した際、これまでにない親孝行をしてきた。
「ウチの父親は80年以上にも及ぶ巨人ファン。シーズン中は風呂やトイレにもラジオを持ち込むほどの野球好きですが、正月に実家に帰った時に確認したら、案の定、WBCが地上波で見られないことを知りませんでした。そこで私はテレビを買い替え、ネット環境を整え、Netflixと契約し、見方をレクチャーしてWBCを見られるようにしてあげたら、これまで見たことがないぐらい父親は上機嫌になって、すごく感謝されました」
大谷も好き、野球も好き。でもNetflixは……そんな人間模様が今年のWBCの新しい風景になっているようだ。