投資家はどう向き合うべきか
スタグフレーションという困難な経済環境において、投資家はどのようにポートフォリオを構築すべきでしょうか。過去のスタグフレーション局面、特に1970年代の経験は、株式市場にとって厳しい時代であったことを示しています。
コスト増と需要減が同時に企業業績を圧迫するため、多くの企業の収益が悪化し、株価は低迷する傾向にあります。
このような状況では、インフレに強いとされる実物資産や、ディフェンシブ銘柄への注目が高まる可能性があります。また、原油価格の動向は引き続き重要な要素となるため、エネルギー関連銘柄や、インフレヘッジとしての金などにも関心が集まるかもしれません。
中東情勢の状況悪化からの原油高騰と、米雇用市場の予想外の悪化という二重苦は、世界の経済に暗い影を落としています。
FRBがこの難局をどのように乗り越えるのか、その決断が2026年後半のマーケットの運命を大きく左右するでしょう。急落した局面こそ押し目買いの好機ではないかと考える向きもありますが、現在までの状況を見ると、安易な「楽観」は捨て、最悪の事態にも備える冷静な視点を持つことが必要だと感じています。
【プロフィール】
森口亮(もりぐち・まこと)/個人投資家、投資系YouTuber。1983年、埼玉県生まれ。元美容師。「Excelで決算数値を管理して、有望な成長株を中・長期的に狙う」という手法で資産を10倍に。その後も着実に資産を増やしている。著書に『1日5分の分析から月13万円を稼ぐExcel株投資』(KADOKAWA)がある。YouTube「毎日チャート分析ちゃんねる」やnote(https://note.com/morip)を日々更新中。
森口亮(もりぐち・まこと)/個人投資家、投資系YouTuber。「Excelで決算数値を管理して、有望な成長株を中・長期的に狙う」という手法で資産を10倍に。その後も着実に資産を増やしている
