夫婦で税金を減らせる方法は様々(写真:イメージマート)
これまで「節税」といえば現役世代向けの方法ばかりが紹介されてきたが、実は夫婦の老後生活でも無理なく税金を減らせるポイントがたくさんある。節税のプロが年間10万円減らす裏ワザを指南する。
目次
最も身近な税金「消費税」も減らせる
元国税専門官で『絶対トクする!節税の全ワザ』(きずな出版)などの著書がある、節税に詳しいジャーナリストの小林義崇氏が指摘する。
「物価高に原油高騰が重なる昨今は、家計を守るためにもうまく税金を減らすことが求められます。現役世代だけではなく、夫婦の老後生活のなかにもちょっとした工夫で節税になる要素がたくさん隠れている。賢く生活すれば年間10万円は税金を減らすことができます」
夫婦で税金を減らす施策48(その1)
まずは最も身近な税金である「消費税」を減らすことから始めるといいと小林氏は言う。
「スーパーの買い物をはじめ、消費税は少しの工夫で減額することが可能です。そのひとつが調味料。例えば『本みりん』は酒税法上の酒類のため軽減税率の対象外ですが、アルコール分が1度未満の『みりん風調味料』は飲食料品となり、消費税率が8%に軽減されます。
また、ふるさと納税の活用も忘れてはいけません。寄附金から2000円を引いた額が所得税・住民税から控除される税金の前払い制度ですが、返礼品を米などの食料品や日用品にすれば日々の買い物が減るので、実質的に消費税の軽減にも繋がるのです」
地域によって買い物にかかる税率が異なることもある。税理士の相原仲一郎氏が指摘する。
「特定の泡盛やビールなどの沖縄県産酒類は『沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律』で酒税が本土より低い。沖縄県で購入する必要があり段階的に廃止される予定ですが、旅行の際には意識するといいでしょう」

