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《「理想の最期のための“モノの整理術”》処分しすぎは要注意 「趣味のモノ」は社会との接点として残しておくべき 「緊急時の必需品」は“すぐ確認できる状態”に

何を捨てて何を残すかの線引きが大切(写真:イメージマート)

何を捨てて何を残すかの線引きが大切(写真:イメージマート)

 終わりよければすべてよし──その言葉通り、死が間近に迫る「人生残りの1年」の過ごし方こそが、理想の最期と無念の最期の分かれ目を決める。理想の最期の実現にはモノの整理も不可欠だ。訪問診療専門医で心越クリニック理事長の岩間洋亮医師によると、部屋の散らかりは「不慮の事故」の原因になりかねないという。

「モノが溢れていると転倒リスクが高まります。それで骨折し、最期まで寝たきりになってしまうケースもある。大きな荷物だと最悪の場合は圧死の可能性もあります」

 こうした事態を避けるにはモノを減らすことが第一だが、ただ捨てればいいわけではない。終活支援サービスを行なう一般社団法人LMN代表の遠藤英樹氏が語る。

「処分しすぎると日々の楽しみまで失いかねない。特に趣味で集めたモノは最期まで社会との接点になる。

 本やカメラ、楽器などに囲まれて笑顔で過ごす人は多いです。これらを捨てると生活のメリハリが消え、会話が減って生活意欲や体力の減少が加速しやすい。本当に好きなモノは整理不要です。ただし、亡くなった後の処分方法は決めておいたほうがいい」

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