今週のドル円はどう動く?
投資情報会社・フィスコが5月18日~5月22日のドル円相場の見通しを解説する。
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今週のドル円は上昇一服となる可能性がある。中東情勢の不透明感を背景とした原油高と米インフレ圧力で、ドル買い地合いは継続しそうだ。中東紛争は和平に向けた交渉が進展せず、原油相場は高止まり。また、足元で発表された米国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)は予想外に強い内容となり、インフレ圧力が意識されドル買いに振れやすい。目先は連邦準備制度理事会(FRB)の政策スタンスが注目される。5月20日に公表される、連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(4月28-29日開催分)はタカ寄りのトーンが予想され、ドル買いを後押ししよう。
ただ、日本の為替介入が警戒され、引き続き上値は重くなりそうだ。ゴールデンウィーク期間中はドル円が157円台から為替介入とみられる数円単位の大きな下げが複数回見られた。
【米・5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数】(21日発表予定)
21日発表の5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は前回の26.7を下回る見通し。インフレ高進のなか、景況感の悪化が嫌気されればドル売り要因。
【米・4月製造業・サービス業PMI】(21日)
21日発表4月PMIで足元の景況感が注目される。前回は製造業が54.5、サービス業は51.0、総合は51.7だった。改善傾向がみられればドル買い要因となりそうだ。
