今週のドル円はどう動く?
投資情報会社・フィスコが6月1日~6月5日のドル円相場の見通しを解説する。
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今週のドル円は伸び悩みか。中東情勢の不透明感や米国のインフレ圧力が意識され、ドル高継続の見通し。ただ、160円に近づくほど為替介入が警戒され、上値が重くなりそうだ。米国とイランとの和平協議について最終段階との見方から、中東紛争の早期終結を見込み原油相場が弱含む。ただ、不透明感は完全に払拭されておらず、ドル買いが入りやすい地合いに変わりはないだろう。
また、5月20日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、4月28-29日の会合では、インフレ率がFRB目標の+2.0%を持続的に上回る状況が続く場合、利上げが必要との見解を示した。
ドル円は日本の財政悪化懸念による円売りも継続し、下落基調は想定しにくい。とはいえ、日本の防衛ラインとみられる160円が意識されると為替介入への警戒が高まり、引き続き下押し圧力がかかりやすい。
【米・5月ISM製造業景況指数】(6月1日発表予定)
6月1日発表の5月ISM製造業景況指数は前回52.7からやや改善の見通し。節目の50を上回っており、景気回復期待を背景としたドル買い地合いに。
【米・5月雇用統計】(6月5日発表予定)
6月5日発表の米5月雇用統計で失業率は4.3%と横ばい、非農業部門雇用者数は前月比+9.5万人の見通し。雇用者数の減少が嫌気されれば、ドル売りに振れる可能性があろう。
