パチンコ・パチスロで生計を立てる“専業”はどんな日常を送っているのか(イメージ。Getty Images)
パチンコ・パチスロだけで生計を立てるのが、パチプロ・スロプロという存在。最近では“専業”などとも呼ばれているパチプロ・スロプロに対して、「定職に就かずに楽に生きている」というイメージを抱く人もいるかもしれないが、その生活はかなり過酷だという。【専業パチプロ生活の「リアル」・前編】
特に重要なのはホール選び
パチンコ玉を弾いて遊技するパチンコと、メダルを使ってリールを回すパチスロ。最近では、パチンコ玉を触らずに遊技できるスマートパチンコやメダルを使わないスマートパチスロもあるが、“専業”などと呼ばれるプロが多いのは圧倒的にパチスロの方だ。というのも、パチスロには“設定”と呼ばれる、ホール側が出玉率を決める機能があり、多くのスロプロはホールにある高設定台を探し出し、それを長時間打つことで勝率を高めているのだ。設定は機種によってさまざまだが、多くの機種では6段階となっていて、数字が大きくなるほど出玉率が高くなるのが基本だ。
一時期スロプロとして生計を立てていた経験がある都内在住のAさん(40代男性)はこう話す。
「専業にとって特に重要なのは、ホール選びです。高設定を入れるホールに通わないと意味がない。ホールの中には、毎日ほぼ全台設定1で営業しているようなところもありますからね。そういったホールを避け、積極的に高設定を入れるホールを見つけ出すことから専業は始まります。
さらに、高設定が入りやすい日を狙うことも重要です。イベント日であれば高設定が多く入るし、通常営業日は高設定が少ない。ひとつのホールだけで打つのではなく、たくさんのホールのイベント情報をしっかりと調べて、その日どのホールが“熱い”のかを見極めて、ホール選びをします」(Aさん、以下「」内同)
ホール選びのための情報収集は、SNSを活用することが多いという。
「SNSが広く普及する前は、自分の足でホールを回ってイベント情報を調べたり、ネットの巨大掲示板を活用したりしていましたが、今は完全にSNSがメイン。ホールの公式アカウントもそうだし、一般のパチスロユーザーのSNSにも意外と有用な情報もあります。暇な時間はずっとSNSを見て情報収集している専業が多いと思います」
