家計

500円玉貯金の落とし穴、「貯めるための無駄遣い」に注意

 ただ単に500円玉を貯めるだけでなく、妙なこだわりを見せるケースもある。現在は活動休止中のアイドルグループ「Berryz工房」のキャプテン・清水沙紀(25)も、中学生くらいのころから10年以上500円玉貯金を実践しているひとり。貯金箱に入れる際、500円玉の製造年を確認し、製造年ごとに何枚貯めたかをカウントするという独自のこわだりがあり、このカウントするという作業とセットでひとつの趣味になっているようだ。

結果的にお金がなくなるのが早くなった?

 自分なりのこだわりを持つことで、“趣味”にもなる500円玉貯金だが、逆効果になってしまうこともあるようだ。ツイッターでは、

〈500円貯金したことあるけど、500円玉貯金箱に入れちゃうと財布の中身がなくなって銀行から現金下ろしていたので、本当に効果があったかわからない〉
〈今500円玉貯金が5万ぐらい貯まってるんだけど 500円を作るために1000円札たくさん出すから結果的にお金なくなるのが早くなった気がして 無駄な気がしてきた〉

 といった声も。どうやら、500円玉のおつりをもらいたいがために、無駄に買い物をしてしまうという人も多いのだ。

 たしかに“趣味”といえばお金がかかるものだが、貯金のために無駄遣いをするのはさすがに本末転倒だ。“500円玉貯金貧乏”にならないように、こだわりもほどほどに。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。