今週のドル円はどう動く?
投資情報会社・フィスコが6月22日~6月26日のドル円相場の見通しを解説する。
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ドル円は伸び悩みか。日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)はいずれも想定通りの内容だった。それを受け、4月の為替介入の水準を上抜け、警戒感から引き続き上値が重い。日銀は15-16日開催の金融政策決定会合で0.25%の政策金利引き上げを決定。ただ、早期追加利上げ観測は高まっておらず、円売りに振れやすい地合いが続く。日本の財政懸念による円売りも継続しているもよう。
一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は16-17日のFOMCで現行政策の維持を決めた。ただ、当局者による金利見通しで年内利上げの可能性が示され、当面はドル買いに振れやすい展開とみられる。
今週発表の米コアPCE価格指数は前年比、前月比がいずれも前回から伸びが加速する見通し。FOMC当局者のタカ派的な見通しを裏付ける内容となれば、ドル買い要因になりやすい。
ドル円は4月30日に介入が実施された際の160円72銭を上抜け、161円台に浮上。この1-2週間は政府サイドから強い円安牽制発言が聞かれず、高市政権の通貨政策に対する疑問の声もある。もっとも、米国とイランによる和平協議は最終段階とみられ、原油の安定供給をにらみNY原油先物(WTI)は大きく値下がりしている。今後はインフレ圧力を和らげる可能性もあり、ドルは徐々に失速していく可能性もあろう。
【米6月製造業・サービス業PMI】(23日)
23日22時45分発表6月PMIで足元の景況感が注目される。前回は製造業が55.1、サービス業は50.7だった。景況感が改善すればドル買い要因となりそうだ。
【米5月コアPCE価格指数】(25日)
25日21時半発表の米5月コアPCE価格指数は現時点で前年比+3.5%(前回+3.3%)、前月比+0.3%(同+0.2%)と、いずれも加速が見込まれ、ドルの押し上げ要因になりやすい。
