*11:30JST ケイファーマ---AMED公募事業の採択および連携企業参画
ケイファーマ<4896>は29日、連携企業として参画する研究課題が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公募事業「再生・細胞医療・遺伝子治療実現加速化プログラム(疾患特異的iPS細胞を用いた病態解明・創薬研究課題(個別型))」に採択されたと発表した。
採択課題は藤田医科大学を研究開発代表機関とする「抗精神病薬応答性の生物学的層別化に基づく統合失調症・双極症創薬基盤の構築」である。
本研究では、患者由来iPS細胞とポリジェニックリスク指標を活用し、抗精神病薬への応答性を生物学的に層別化することで、新たな創薬基盤の構築を目指す。
ケイファーマは慶應義塾大学医学部発のバイオベンチャーとして中枢神経領域に特化した「iPS創薬」を推進してきた知見を生かし、ゲノム編集により自社で樹立したドパミンD2受容体ノックアウトiPS細胞株を、材料移転契約に基づく比較対照株として提供する。また、本研究で同定される創薬標的の社会実装に際して優先交渉企業に位置付けられている。
統合失調症および双極症は遺伝的要因が強い一方で、多数の遺伝子が発症に関与するポリジェニック疾患であり、作用機序に基づく新規創薬が難しいとされる。
同社は本研究を通じて精神疾患領域におけるiPS創薬プラットフォームを強化し、将来的な統合失調症および双極症を対象とした治療薬の研究開発や提携先との協業機会拡大につなげる考えである。
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