AI関連株の先行きは(イメージ)
今年前半、日経平均株価が急騰するなかで大きな注目を集めた半導体メモリー大手・キオクシアホールディングス。7月に入ってからは急落も目立つ激しい値動きも見せているが、投資の達人たちはそうした展開を見据えて「次」を睨んで動いていた。
会社勤務と並行して株式投資を始め、過去の相場の動きに基づいて売買する「アノマリー(経験則)投資」で33歳にして“億り人”となった個人投資家・まつのすけ氏も、その一人だ。
「ここまでAI関連に強気に投資してきたことで、かなり資産を増やすことができました。米国株ではエヌビディアやブロードコム、マイクロン・テクノロジーズ、日本株ではキオクシア、ソフトバンクグループを中心に据えてきたので、その恩恵を受けられました。米中の緊張が緩和したと見て、米国での特需を見据えた三井E&Sなどの株を売って、大きくAIシフトしたのがよい結果につながりました」(以下、「」内のコメントはまつのすけ氏)
急落からの買い戻し
キオクシア株については、上昇局面で少しずつ利益を確定し、身軽になったところで7月の調整を迎えたという。
「一時は10万株持っていて、日本株のなかで最大のポジションだった時期もありましたが、株価が上がるたびに徐々に売って、ほとんど売り切った状態で調整がきた。それで(一時急落した)7月3日から再び買い増した状況です。中途半端な数字ですが現在は6900株を保有しています」
7月3日の同社株は、寄り付きで急落した後に切り返す激しい値動きとなった。
「(7月3日は)寄りで12%ぐらい下がって、大きく戻して始値と終値の変動率がプラス23%ですからね。非常に値動きが荒くて、IPO(新規上場)直後の小型株のような動きでした。値動きが大きいのは、いわゆるバブル銘柄の特徴です。重要なのはここが天井で崩壊する見通しなのか、まだバブルの途上で上がっていくと考えられるのかの判断です」
