老後資金計画フロー
リフォームする前に“いつまでそこに住むか”を考える
老後は自宅を売却して賃貸に住むよりも介護を想定し、ローンを払い終えた自宅をリフォームして住み続ける方がコスパがいいとされるが、私たちが考えるべきはコストよりも“いつまでそこに住むか”だ。
「ケースによりますが、築年数が古いとリフォーム代がかさむことがあり、特に屋根や水回りは金額が大きくなります。リフォームの場合には、あと何年そこに住むのか、自分たちが住まなくなったらどうするのかを家族で話し合って決めるべきです。
空き家問題が注目される昨今は、地方の空き家でも活用したいという業者もいますし、処分を請け負う専門業者も増えています。条件よく売却すればダウンサイジングして賃貸に住まいを変えることや、施設に入る際の準備金にすることもできます。また子供に迷惑をかけずに済む。リフォーム前に早めに検討するべきです」(明石さん)
ただし、売却は拙速に行ってはいけない。
「売却の際は必ず相見積もりをとる必要がありますし、建物の処分費用も試算しておきましょう。土地は売れても、建物の解体費用でマイナスになるケースは珍しくありません。平均寿命が長くなったいま、最期をどこで迎えたいのかを考えたうえで慎重に進めましょう」(黒田さん・以下同)
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