今週のドル円はどう動く?
投資情報会社・フィスコが7月27日〜7月31日のドル円相場の見通しを解説する。
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今週のドル円は底堅いか。日本の為替介入への警戒感や国内資産への投資拡大期待で、円買い圧力は継続。ただ、原油高によるインフレ加速が意識され、ドルは買い継続で上値を試す展開となりそうだ。
ドル円は1986年12月以来の163円台に浮上しており、「防衛ライン」とされる160円を大きく上回る水準のため為替介入への警戒が強まっている。高市政権から円安牽制が相次ぎ、ドル売り・円買い圧力が続く。
ただ、日銀は7月30-31日に金融政策決定会合を開催し、政策金利の据え置きを決める公算。利上げ方向に向かっているとはいえ、そのペースは緩慢との見方が広がり、むしろ円売りが見込まれる。
米連邦準備制度理事会(FRB)は7月28-29日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、政策金利は据え置きの見通し。ただ、中東情勢は再び混迷を深め、原油高はインフレ圧力として意識されやすい。
米国の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)は伸びの鈍化を示したが、FRBはインフレ対応を緩めない姿勢でドル買いは継続しそうだ。そのため、ドル円は下押しされながらも上値を試す展開が予想される。
【FOMC】(7月28-29日)
FRBは28-29日にFOMCを開催し、現行政策を維持する公算。引き締め的な政策スタンスなら年内利上げに思惑が広がり、ドル買い材料となる。
【米4-6月期国内総生産(GDP)速報値】(30日)
30日21時半発表の米4-6月期GDP速報値は前期比年率+2.3%と、1-3月期の+2.1%を上回る見通し。回復が顕著になれば金融引き締めをにらんだドル買いの材料に。
