「タイムロッキングコンテナ」でデジタルデトックスを試みる人も(イメージ)
寝る2時間前からロックで「入眠しやすくなった」
スマホを物理的に隔離することによって、睡眠の質が向上したと語る人もいる。都内の不動産会社に勤務する女性・Bさん(20代)は、TikTokが大好きで、仕事以外の時間は、つねにアプリを起動している状態だった。
しかし、夜寝る前もずっとTikTokを見るようになって、なかなか寝付けなくなったうえ、睡眠の質も下がり、仕事にも支障が出始めたという。不眠解消のためのサプリを飲むなど試行錯誤したが、結果的に一番効果があったのが「スマホのロック」だったと語る。
「TikTokを見始めると止まらなくて、寝る時間がどんどん遅くなっていたんです。スクリーンタイムの制限もかけていたんですが、まるで意味がなくて、もう気がつけばアプリを開いちゃう状態だった。色々調べたところ、寝る2時間前から、スマホを見ない、ブルーライトを浴びないことが、睡眠の質向上のために大事だと知りました。
そこで、強制的にスマホを隔離するしかないと考えて、3000円くらいのロックボックスを買ったんです。はじめは、もうそわそわして、すぐに箱を開けたくなって、吐きそうでした(笑)。しょうがないから、お風呂にゆっくり入ったり、漫画を買って読むようにしたりしました。初めは本当につらかったんですが、数日、ぐっすり寝られて驚いた。翌日の仕事も頭が働くし、精神的にも落ち着いてきて、買ってよかったアイテムだと思います」(Bさん)
スマホ依存が問題化し、世界的にもデジタルデトックス志向が高まるなか、スマホというデバイスといかに距離を取るかは個々人にとって大きな課題となっている。自分の意志でスマホ断ちできる人はよいが、そうでない人にとっては、“物理的にスマホを触れない状態”にするタイムロッキングコンテナが、お助けアイテムとなっているようだ。
