上げ下げの激しい相場にどう向き合うか(写真:イメージマート)
史上初の日経平均株価7万円超えの牽引役はキオクシアホールディングス(HD)をはじめAI・半導体関連銘柄だったが、その後にキオクシアHD株は高値の3分の1まで急落し、日経平均も6万5000円を割り込む「キオクシア・ショック」に見舞われた。そんなAI・半導体ブームに翻弄された7月までの動きについて、「AI・半導体関連は期待が大きすぎた分、急落するのも当然かもしれない」と見るのは、株式投資で18年連続黒字を達成し、資産2.6億円超の億リーマン・なのなのさんだ。
「株価は企業価値だけでなく期待で動くものですが、キオクシアHDをはじめAI・半導体関連銘柄は期待が大きすぎた分、急落してしまった。これは株の世界では珍しいことではありません。AI市場は今後も成長すると思いますが、大きすぎた期待の反動で調整している今は、利益を伸ばせる会社と伸ばせない会社を見極めていくことが重要です。まさに株式投資の基本が問われる局面となっています」(以下、「」内コメントはなのなのさん)
AIの成長性に期待が膨らみ過ぎた結果、改めて企業価値を見直す必要性があるというのだ。だとすれば、日経平均もしばらくは調整が続くと見たほうがよいのだろうか。
「例年、7月後半以降は外国人投資家が夏休みに入るタイミングでもあり、日経平均が下がるのもやむなしの状況でした。今年も夏枯れの時期を経て、9月頃には外国人投資家の買いも戻ってくる見込みなので、秋口から年末にかけて再び7万円を目指す展開もあるかと考えています。中長期的に見れば、日経平均はまだ右肩上がりの途中だと見ていますが、そうはいってもボラティリティが高く、とにかく上げ下げの激しい相場なので、投資家としては一喜一憂しないことが肝心だと思います」
