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60歳からの幸せな「ゼロ活」

後悔しない老後を実現するための「ゼロ活」の極意 「思い入れある品こそ早めに手放す」「保有コストがかかる保険も見直し」「人間関係は再編集」…最終的に残るものは

思い切って手放すことも大切(イメージ)

思い切って手放すことも大切(イメージ)

 必死に貯めた老後資金、思い出の品々、築いてきた人間関係……年を重ねるほどいろいろなものが増え、手放す気力は減っていく。でも、お金も人も、あの世には持っていけない。元気なうちに自分のために使い切り、時には手放す「ゼロ活」が、幸せな老後への第一歩だ。【前後編の後編】

ゼロに近づけたい「3つのいらないもの」

 後悔のない老後にするためには「お金以外」もゼロに近づけることが大切だ。消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんは、「【1】判断に迷うもの」「【2】大きくて重いもの」「【3】保有コストがかかるもの」の3つを挙げる。

「【1】の着物や趣味のコレクション、思い出の品など、自分でもどうしていいか判断に迷うものは、残して亡くなったら家族はなおさら迷います。売却したり、託したい人に譲ったりしましょう。写真や手紙、年賀状などは個人情報が関係するものなので、早めに自分で処分して」(松崎さん)

【2】の大型の家具や調理器具、家電、ピアノなどの楽器はかさばる上に捨てるのにもお金がかかるので、元気なうちに手放す方がいい。

「【3】会費がかかるクレジットカードやサブスクリプション、通販の定期購入、スポーツクラブ、ファンクラブなどは、亡くなったら家族が解約するまで引き落としが続きます。覚えているうちに解約しましょう」(プレ定年専門ファイナンシャルプランナーの三原由紀さん)

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