冠スポンサーによる積み上げ
「全米女子オープン」の賞金総額は2021年まで550万ドルだったが、2022年に1000万ドル、2023年に1100万ドル、2024年は1200万ドル、そして今年は1250万ドルと5年間で2.3倍になった。優勝賞金は笹生優花が2021年に優勝した時は100万ドルだったが、5年間で2.5倍の250万ドルに増えている。
「AIGが『全英女子オープン』の冠スポンサーになったことで賞金額が急増したように、冠スポンサーが運営に加わることで賞金規模が拡大する傾向がある。『全米女子オープン』は金融サービス会社の『アライ・ファイナンシャル』が冠スポンサーになったことで賞金総額を年々積み上げてきた。
これに競うように『全米女子プロ』は会計事務所『KPMG』が冠スポンサーに付き、男子の全米プロを主催するPGA(米国プロゴルフ協会)が共催となったことで賞金総額を上げてきた。『全米女子オープン』が『全米オープン』と兄妹大会であるのと同様に、『全米プロ』と兄妹大会となったことで『全米女子オープン』と競うようになった」(前出・ゴルフジャーナリスト)
賞金総額や優勝賞金の増額は今後も続くものとみられ、日米の格差はさらに広がりそうだ。現在、15人の日本人選手が米女子ツアーに参戦している。来年は全英を制した桑木志帆が参戦を決めている。これだけ賞金額に差があれば、海を渡るのも納得できてしまう。
