流行りの収納グッズは本当に役に立つのか
──収納ケースや収納グッズはたくさんありますが、結局片付かないというジレンマも。
柴田:たとえば洋服なら、着ているものと着ていないものを分けて、いまある収納におさまるものだけで過ごしましょう。ものが一杯あるからタンスを買おう、というのはよくないです。……と言いつつ、まさに僕の家はタンスを買ったことで狭くなっているんですよね。
──収納が増えたことで、生活空間が圧迫されるという。
柴田:今の家はリビングがけっこう広いのですが、妻がタンスを買っちゃう。僕は「クローゼットを整理するところから始めようよ」と言うんですけど、着ていない服や使っていないものを手放すのを恐がって、新しくタンスや本棚を買い足し、結局部屋の半分くらいが収納になっちゃった。せっかく余裕があるリビングでゆったり暮らしていたのに(笑)。僕は生活スペースが広い方が裕福な気持ちになるのでは、と思うんですけどね。
──収納が増えれば増えるほど、何を入れたのか忘れることも多くなりそうです。
柴田:たいてい、忘れますね(笑)。人間は見えているものだけで生活しようとするので、見えているものだけ残せばいい。予備の日用品や食品についても同じような考え方で、過剰なストックは持たない方がいいですよ。
次のページ:「詰め替え」は果たしておしゃれで便利なのか