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芸人お掃除プロジェクト「お片付け」の流儀
芸人お掃除プロジェクト「お片付け」の流儀

「ゴミ屋敷」住人特有の思考とは? 「家の中にあるのものは全部大事」「使ってなくてもいるんだよ」…そもそも部屋が散らかっている認識がない

どうして片付けができないのか(イメージ)

どうして片付けができないのか(イメージ)

 太田プロダクションの同期芸人・落合隆治さん(ぐりんぴーす)と柴田賢佑さん(六六三六)が共同代表を務める「お片付けブラザーズ」。さまざまな家や施設に足を運び、汚部屋やゴミ屋敷、遺品整理など、片付け・不用品回収を行うプロジェクトだ。日々奔走する現場には、それぞれの“ドラマ”がある。今回は、ゴミ屋敷化したアパート2棟の売却が迫ったオーナーの引っ越しを手伝った時のエピソードを紹介する。

「ゴミ屋敷」はどのように完成するのか

──「ゴミ屋敷」は、どんなきっかけで生まれるのでしょうか?

柴田:片付けと引っ越し先への搬入を依頼されたアパート2棟が、まるごとゴミで埋め尽くされていたことがありました。2棟まるごとになるまでにどうにかならなかったのかと思うかもしれませんが、アパートのオーナーさん自身が出したゴミだけでなく、よそからもたらされたゴミがまるで輸入材料のように集まってきて、すべて取り込んで「屋敷」化するんですよね。

──よそから、というのは第三者からゴミをもらっていたということですか?

柴田:よそからのゴミにも二種類ありました。一つ目は、オーナーさん自身が、よそから大量に持ち込んだ色々なもの。たとえば動かないスクーターのような、不要品として捨てられたと思われるものを持ってくるんです。もう一つは、敷地内に廃品が積み重なると増えるゴミの不法投棄。これらのゴミが合わさるんです。

――材料を仕入れて自家栽培したゴミと、輸入ゴミの両方が積もっていく……。

柴田:いったん手元にきたら取り込んだままですね。自分でつくったゴミ、自分が持ち込んだゴミ、それらに呼ばれるようにして外から勝手にもたらされるゴミが加わって、いわゆる「ゴミ屋敷」が完成します。

次のページ:家の中には「大事なものしかない」

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