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芸人お掃除プロジェクト「お片付け」の流儀
芸人お掃除プロジェクト「お片付け」の流儀

「インコと暮らす高齢女性」の生前整理のドラマ 片付けを手伝った芸人に手渡された“分厚いポチ袋”の中身を見た瞬間にびっくり・ほっこり

お片付けブラザーズの柴田賢佑さん

お片付けブラザーズの柴田賢佑さん

 太田プロダクションの同期芸人・落合隆治さん(ぐりんぴーす)と柴田賢佑さん(六六三六)が共同代表を務める「お片付けブラザーズ」。さまざまな家や施設に足を運び、汚部屋やゴミ屋敷、遺品整理など、片付け・不用品回収を行うプロジェクトだ。

 日々奔走する現場には、それぞれの“ドラマ”がある。今回紹介するのは、インコと暮らす高齢女性の生前整理を手伝った時のエピソード。柴田さんたちが受け取った、まさかの「対価」とは──。

インコと一緒に生前整理をするおばあちゃん

柴田:あるおばあちゃんから、生前整理の依頼があったときのことです。おばあちゃんはインコのピーちゃん(仮)との1羽+1人暮らしで、これはいいきっかけだから、次の住処に持っていくものを精査しようと思い立ちました。

 ただ、片付けを一人でするのはとても大変です。おばあちゃんは70代後半。そこで、僕たちと1個1個、「いる」か「いらない」かを話しながら、整理していきたいという相談でした。

 実際にお宅に伺うと、結構なモノ屋敷。何か所かある押し入れは上から下までパンパンですし、溢れたモノを含め、トラック8、9台分ぐらいはあったでしょうか。結局、全部片付けが終わるまでに3週間ぐらいかかりました。

「いる」「いらない」の判断に、なんでそんなにかかるのかと思うでしょう? でもね、いざとなると皆さん迷われます。もちろん、スパスパ手放せる方もいますが、おばあちゃんも、基本的に全部迷う。そして、全部必ずピーちゃんに聞くんです。

「ピーちゃん、これどう? いるかな? いらないかなぁ?」

 ピーちゃんが「ピョ」って泣くと、「あ、いるよね、やっぱり」とか、「そうだよね、いらないよね」という感じ。絶対に残しておきたいものは、ピーちゃんに「これはいるよね」と話しかけながら「いる」ボックスに入れるのですが、うっすら自分でも「これはいらないかも……」というようなパンフレットや紙袋が出てくると、ピーちゃんのご機嫌をうかがうんです。

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