――生々しい(笑)。
柴田:手塚を含め、その場にいたのは6人。「はい、はい、はい」って順番にポチ袋が渡されていきました。すると、手塚だけポチ袋の4倍はあろうかという大きな封筒。ご祝儀袋レベルの封筒で、しかも分厚いんですよ。手塚以外の5人は、もうその封筒に目が釘付けです(笑)。
おばあちゃんに「ありがとうございました」とお礼を言って別れた後、みんなで確認したら、一人1万円! ポチ袋で1万円なのですから、推しの手塚はとみんな色めき立ち、手塚もワクワクしながら封筒を開けると、便箋が3枚、折りたたまれて入っていました。開いてみると、大量のポエム。
〈私もあなたも新しい風が吹く。頑張っていきましょう〉
思いの丈が詰まった言葉の数々がびっしり書かれていて、お金は1円も入っていません……。
僕が「良かったな、手塚」と言ったら、手塚は絶妙な顔で「はい、よかったです」と頷きました。ちなみにそのポエム、手塚は大事に額に入れて大事にしています。そういうところが、おばあちゃんの心を捉えたんだろうなあと思います。ちなみに心付けは、全員分ちゃんと会社に収めました。
【プロフィール】
お片付けブラザーズ/太田プロダクション所属の落合隆治(ぐりんぴーす)と柴田賢佑(六六三六)が共同代表を務める、片付け・不用品回収を行うプロジェクト。2024年に、事務所の先輩・滝沢秀一(マシンガンズ)が手掛ける「ごみプロジェクト」の一環として立ち上げ。“楽しい笑顔のお片付け”をモットーに都内・関東近郊を中心に活動中。柴田賢佑の著書『ごみ屋敷ワンダーランド ~清掃員が出会ったワケあり住人たち~』(白夜書房)が好評販売中。