使っていないのに「いるんだよ」
――ゴミ屋敷を作ってしまう人に、共通した特徴はあるのでしょうか。
柴田:「捨てるものはない」と必ず言いますね。2年以上前になりますが、『有吉ゼミ』(日本テレビ系)の企画「汚部屋片付けレスキュー」で取り組んだ、芸人の先輩・あしとみしんごさんの部屋の片付けが、捨てない住人とのせめぎ合いでした。フィギュアやグッズ、CDやDVDがゴミと混じって積み重なっていたので分別作業をしていたとき、いらないはずだと思いながら、空っぽのプラスチック容器をどうするか聞いたんです。すると「いるんだよ」と言われてしまいました。使っていないのに。
――部屋を片付けようという企画に、そもそも協力しているのに。
柴田:部屋が散らかっている、という気持ちがあまりないんですよね。自宅に人をあまり招かない人が陥りやすい考え方だと思います。恋をしたら、何か変わるかもしれません。
【プロフィール】
お片付けブラザーズ/太田プロダクション所属の落合隆治(ぐりんぴーす)と柴田賢佑(六六三六)が共同代表を務める、片付け・不用品回収を行うプロジェクト。2024年に、事務所の先輩・滝沢秀一(マシンガンズ)が手掛ける「ごみプロジェクト」の一環として立ち上げ。“楽しい笑顔のお片付け”をモットーに都内・関東近郊を中心に活動中。柴田賢佑の著書『ごみ屋敷ワンダーランド ~清掃員が出会ったワケあり住人たち~』(白夜書房)が好評販売中。
太田プロダクションの同期芸人・落合隆治さん(ぐりんぴーす=右)と柴田賢佑さん(六六三六=左)が共同代表を務める「お片付けブラザーズ」
