妊婦健診代を請求したら「1円単位」で割り勘
大きな費用だけでなく、“数10円単位”でモヤモヤを経験したという女性もいる。都内在住の会社員女性・Cさん(27歳)は共働きの新婚夫婦で、昨年、第一子を出産した。妊娠中、妊婦健診での夫の対応が忘れられないと振り返る。
「健診を受けるのは私なので、毎回その場では私が払っていました。補助券を使っても自己負担が出ることがあり、数百円の日もあれば、数千円の日もある。高い日は8000円、1万2000円……と結構かかるんです。
あるとき、となりの会計機で旦那さんが支払いをしているご夫婦を見かけて、『ほかの家は夫が払うの? そういえば、今まで全額私が払っていたな』と意識してしまって……。夫に『2人の子どものためのお金だから、せめて半分出してほしい』と頼んだんです」(Cさん)
Cさんの夫は、「別にいいよ。毎回、領収書見せて」と彼女に伝えた。
「その次の検診から、領収書を見せました。すると、夫はスマホを開いて、『PayPayで送ったから』と。履歴を見ると、1円単位で割り勘されていました(苦笑)。私は毎回仕事を調整して病院に行き、採血したり、内診をしたりと、心身ともにぐったりします。仕方ないとは思いますが、これが夫婦の『折半』なのかなと複雑でしたね」(同前)
妊娠・出産にかかる費用を「妻個人の支出」と見るのか、「夫婦で負担すべき家計」と見るのか。家族ごとに価値観は異なるはずだが、金銭的な問題以上に、妊娠への当事者意識の差が夫婦間のモヤモヤにつながるのかもしれない。
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