結婚して家計を共有するなら…と思い悩む若者も(写真:イメージマート)
物価高騰が続き、将来の賃金や住宅費、子育て費用にも不安が残る昨今、若者の結婚観も変わりつつある。日本財団が2025年11月から12月に行った18歳意識調査によると、「人生で大切にしたいこと」として、「自身の好きなことややりたいこと・趣味」が「家族」を上回っている。また、2022年に実施された前回調査と比べると、将来について、結婚を「したい」「どちらかといえばしたい」と回答した割合が7ポイント、実際に結婚を「必ずすると思う」「たぶんすると思う」と回答した割合が6ポイント減少している。
自分の趣味も、恋人の趣味も尊重したい。だが、結婚して家計を共有するとなれば話は別──。Z世代男子に話を聞くと、そんな本音も漏れてくる。いったいどのような考えを持っているのか、詳しく話を聞いた。
「メン地下」に月5万円使う彼女に「結婚相手としてはきつい」
都内の私立大学に通う男性・Aさん(21歳)は、メンズ地下アイドル(通称・メン地下)にハマっている彼女がいる。Aさんは、彼女との将来も見据えているというが、ネックになっているのが彼女の推し活事情だ。
「彼女がメン地下のライブに行ったり、グッズを買ったりするのは全然良いんですよ。自分だってソシャゲやサッカーにお金を使っているし、競馬も好きなので、相手の趣味を否定する気はありません。ただ、結婚を考えると話は変わってきますね」(Aさん)
Aさんによれば、彼女は平均で月に5万円ほど、メン地下にお金を使っているという。グッズやライブ代にくわえて、イベントのたびに撮影するチェキ代が支出の大半を占める。
「毎月5万円とかを推し活に使って、貯金がほぼないとなると、結婚相手としては正直きついですよね。彼女によると、アイドルとのチェキは1回1000円から1500円くらいかかるらしく、バイト代の範囲で楽しんでいるそうです。正直、スマホケースに知らない男のチェキを入れているので、良い気はしませんが、まぁ、それは今はいいです(笑)。
ただ、今後就職し、同棲することを考えると、いつか『趣味を控えてほしい』と伝えるべきだと思っていて……。家賃を折半したり、子育てをするなら、毎月5万円を見知らぬ男に使われるのは納得できないと思ってしまうんです」(同前)
