自分が無趣味だと「パートナーの推し活支出は不平等」
別の私立大学に通う男性・Bさん(20歳)は、自称「無趣味」。アルバイト代もほとんど使い道がなく、支出は友達との飲み会や、たまに購入する衣服代程度で、残りは貯金をしているという。
そんなBさんは、「結婚相手には同程度に生活費を負担してほしい。無趣味の相手が理想」と語る。
「自分たちの世代って、“男が全部養う”という感覚はかなり薄いと思います。家事も育児もやるつもりだし、妻にも働いてほしい。男女平等なら、お金の部分もある程度対等であるべきだと僕は考えています。
そうすると問題になるのが、趣味の支出。僕自身が無趣味で、お金を使うことがないので、仮に彼女が“推し活女子”だった場合、相手だけ自由に娯楽に使うお金があるということを、不平等に感じてしまいます」(Bさん)
Bさんは、夫婦になった以上、「推し活支出は削るべき」だと考えている。
「もし妻が自分の給料からそのお金を出すとしても、結局、財布が一緒なら完全に“自分だけのお金”ではなくなると思うんです。たとえば、アイドルのライブで年に何回も遠征したり、同じCDを何十枚も買ったりするなら、その分を家計のために貯金に回してほしい。家計を考えれば、推し活なんて最初に削るべき支出です。
逆に、『あなたも好きなことに使えば?』と言われたとしても、僕は使い道がほとんどない。完全な別会計が無理な以上、彼女が趣味に使うお金も『それは自分のお金の一部だし』と思ってしまいそうで……。片方だけ好きなことにお金を使っていたら対等とは言えない気がするので、無趣味な女性が理想ですね」(同前)
推し活トレンドが続いている現在、趣味は単なる余暇活動ではなく、「自分らしさ」に直結する重要な存在だろう。その一方で、結婚となると話は別だという若者も少なくない。家計の折半も含めて対等な結婚を望む以上、結婚相手の推し活支出に対してはシビアにならざるを得ない現実もあるようだ。