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ライフ
パチンコ・パチスロ最前線

パチンコ機を「4つの新カテゴリ」に分類する業界の狙い 「スーパーライト」「ライト」「ミドル」「ハイ」…大当り確率の分類ではわからない射幸性の高さが明確に

機種のスペックを明確にするこで生まれる2つの効果

 この新カテゴリは、メーカーの公式サイトやホールで配布される機種紹介の小冊子などで明記され、2026年11月導入の新機種より適用される。

「今回の新カテゴリの大きな狙いのひとつが、新規ユーザーの開拓です。昨今のパチンコは高射幸機が多くなっており、新規ユーザーにはハードルが高い。そんな中で、パチンコを出玉性能で分類し、少ないお金で遊べる機種を明確にすることで、初心者でも参加しやすい状況にすることが目的となっています。

 また、依存対策という観点でも、機種のスペックを明らかにすることは有効だと言えます。特に新機種の場合、どれくらいのお金が必要かわからない場合も多く、『打ってみたはいいけど、想定以上にお金がかかってしまった』というケースも珍しくない。カテゴリが明記されていれば、自分の予算を超える機種に間違って座ってしまうことも減るはずです。ユーザーが自分の予算に合った機種を確実に選べるようすることが、しっかりした依存対策になっているというわけです」

 また、2027年2月を「遊びやすいパチンコ・パチスロ導入強化月間」として、パチンコの「Lv.1」「Lv.2」の機種、ならびにパチスロの「BT機」や「ノーマルタイプ」といった射幸性の低い機種の販売を推進するという。

「現在のパチンコは射幸性が高い機種が多く、既存ユーザーが1回の遊技で使用する金額も増えています。この状態が続けば、既存ユーザーがパチンコに使えるお金がどんどん減り、最終的にパチンコから離れてしまうのは間違いない。だからこそ、新規ユーザーを開拓しないことには、パチンコの未来がないということであり、そのために射幸性が低い機種を明確にして、その数を増やしていく必要があるわけです。

 また、今後登場するすべての機種に対して、カテゴリの明記が義務付けられる形になるようで、まさに“新たなルール”として厳しく運用していこうという狙いも感じられます。カテゴリを明確にすることでユーザーにその機種のリスクを認識させるとともに、低射幸機を増やすことで安心して遊べる環境を整える。依存対策と新規ユーザー開拓を目指すという意味で、パチンコの未来のために、不可欠な施策と言えるのではないでしょうか」

 新規ユーザー開拓も視野に入れ、より安心して楽しめるパチンコを目指して導入されるのが「4つの新カテゴリ」。一方でもうひとつの新しい施策となる「通常時フラグの導入」は、パチンコのゲーム性を拡張するものであり、逆に“パチンコの複雑化”を招く可能性も秘めているという。後編記事では「通常時フラグの導入」について詳しく解説し、パチンコの未来がどうなっていくのかを分析する。

▼▼▼後編▼▼▼
【つづきを読む→】「通常時でも大当り確率アップ?」パチンコのゲーム性を大幅に拡張する「通常時フラグ」とは 「知らないユーザーが損をする」懸念も

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