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投資

【日本株週間見通し】今週はTSMCなどの半導体決算 米CPIなどにも関心向かう

 今週は米国で金融機関の7-9月期決算発表が集中する。国内メガバンクや大手証券株に影響を及ぼす可能性がある。より注目されるのは、蘭ASMLや台湾TSMCなどの大手半導体企業の決算発表になるといえよう。ASMLは14日に決算発表予定、4-6月期決算発表時には、通期の売上高、粗利益率見通しを上方修正しており、ネガティブ決算は想定しにくい。ただ、株価は年初来の高値圏にあり、出尽くし感が生じる可能性は残るだろう。対中輸出規制などの行方にもまだ不透明感は残る。TSMCも売上高の速報値を発表済み、四半期ベースでは過去最高を更新している。年間売上高見通しの再引き上げがあるかなど注目点だが、先行きの追加情報の多くは、次回の本決算発表の際になるとみられ、こちらも好決算を受けての株価反応が焦点となるだろう。なお、国内半導体株に影響を与える設備投資計画は据え置かれるとみられているようだ。

 先週の株式市場では、連日で不正アクセス被害が伝わったことで、サイバーセキュリティ関連銘柄の人気化に注目が集まった。連休中も新たな被害が表面化する公算があり、週末要因に伴う換金売り一巡後の押し目買いの動きなどは注目されよう。将来的なAIに抱いた懸念は拭い切れていないと考えられるものの、短期的には事業機会の増大につながる可能性は高いと考えられる。また、今週はSaaS関連銘柄の決算発表なども多く予定されている。足元ではAI関連銘柄の動向と逆相関的な動きを見せており、相場環境次第では好決算への反応が強まる余地も大きい。

 今週にかけて、国内では13日に9月国内企業物価指数、14日に9月マネーストック、15日に8月機械受注が発表される。なお、12日はスポーツの日の祝日で休場となる。

 海外では、13日に米・9月中古住宅販売件数、9月財政収支、14日に中・9月生産者物価・消費者物価指数、9月貿易収支、米・9月消費者物価指数、ベージュブック、15日に欧・9月鉱工業生産、米・9月小売売上高、9月生産者物価指数、10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、10月NY連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数、16日に欧・8月貿易収支、米・8月対米証券投資、9月輸出入物価指数、9月鉱工業生産・設備稼働率、10月NY連銀ビジネスリーダーズサーベイなどが発表される。なお、12日から18日にかけてIMF・世界銀行年次総会が開催され、13日にはIMFが世界経済見通しを発表する。

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