違反事例が最も多かったのは冷凍ブロッコリー(イメージ)
本誌・週刊ポスト前号(2026年9月25日・10月2日号)の特集「日本に輸入された中国産『発がん性』食品」が反響を呼んでいる。なかでも多数の冷凍食品から発がん性物質が検出されていた事実が衝撃を与えた。だが、本誌が調査を進めると、中国産冷凍食品の汚染はさらに広範囲の品目に及んでいることが判明した。【危ない中国産「冷凍食品」・前後編の前編】
急性腎不全のリスクがある大腸菌群が検出
中国で発がん性物質「ホルムアルデヒド」の溶液に浸された白菜が出荷されていたことが国際的な問題に発展するなか、今度は「汚染タケノコ」が告発された。
広東省の山間部で、基準値の数十倍の二酸化硫黄で漂白されたタケノコが出荷されているとの告発動画が現地SNSにアップされ、中国当局が調査に動き出したのだ。
中国産食品の安全性が問われるなか、本誌前号では厚労省発表の食品衛生法違反事例(2020年度~2026年8月)を徹底調査。中国産の輸入食品から発がん性物質が検出された事例を多数確認した。
中国産冷凍食品の主な使用先
なかでも「冷凍食品」の違反事例が多く、冷凍ブロッコリーから発がん性が指摘されている農薬「プロシミドン」が検出された事例が37件にのぼったほか、ミックスサラダやニンニクの茎など多くの冷凍食品から発がん性物質が検出されていた。
だが、中国産冷凍食品の汚染実態は、発がん性物質の検出に留まらない。違反物質の種類を問わず厚労省の食品衛生法違反事例を改めて調査すると、大腸菌群が検出された事例をはじめ、より幅広い品目で違反事例が明らかになった。その上位40件の品目をまとめたのが、掲載の表である。
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