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家計
日本に輸入された中国産「発がん性」食品
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《ホルムアルデヒド白菜は氷山の一角》日本に輸入された「発がん性」食品 ピーナッツ製品からカビ毒「アフラトキシン」検出事例 日本国内では中国産製品が数多く流通

日本国内で消費されているピーナッツ製品の約9割が輸入品で、そのうちの約7割は中国産(写真:イメージマート)

日本国内で消費されているピーナッツ製品の約9割が輸入品で、そのうちの約7割は中国産(写真:イメージマート)

 中国で発がん性物質「ホルムアルデヒド」に浸された白菜が出荷されていたことが国際的な問題になっている。だが、問題はこれだけでは終わらない。本誌・週刊ポストが調査すると、発がん性物質が検出された中国産食品はまだまだ存在しており、検疫をすり抜けて日本に上陸している現実が浮き彫りになった。それらの食品はどこで、どんなメニューで使われているのか。徹底追跡した。【全3回の第1回】

直近6年の発がん性物質検出の違反事例は計233件

 8月下旬、中国・河北省で、買い付け業者が白菜を化学物質「ホルムアルデヒド溶液」に浸す行為が確認され、その告発動画が世界中に拡散した。

 ホルムアルデヒドは発がん性が指摘される物質で、中国でも食品への使用は禁じられている。反響の大きさに中国政府もこの事実を認め、食品安全法規などに違反したとして業者の男3人を逮捕。この業者は「輸送中の鮮度保持」が目的だったことを認めた。

 日本の厚生労働省輸入食品安全対策室は「中国政府に問い合わせ、この白菜は日本へ輸出されていないことを確認した」としているが、発がん性物質を含んだ中国産食品は他にも多数ある。

 本誌は厚労省が公表している2020年度から2026年8月までの食品衛生法違反事例を調査。その結果、国際機関で発がん性が指摘されている物質が検出された事例が、計233件も確認された。

最多はカビ毒「アフラトキシン」の検出

 最も違反事例が多かったのが、発がん性のカビ毒「アフラトキシン」が検出された事例で、計171件。消費者問題研究所代表で食品問題評論家の垣田達哉氏が語る。

「アフラトキシンは高温多湿な土壌中で多く産生されるカビ毒です。加熱してもその毒性は消えず、長期摂取すると肝機能障害を引き起こし、肝臓がんのリスクが高まることが指摘されている」

 国際がん研究機関(IRAC)はアフラトキシンをアスベストやダイオキシンなどと同じく、発がん性評価の最高ランク「グループ1(ヒトに対して発がん性がある)」に位置づけている。

 具体的な食品で最も多かったのが「ピーナッツ製品」(141件)。炒ったピーナッツやミックスナッツ、大粒落花生などから基準値超のアフラトキシンが検出された。

次のページ:食品輸入会社「改めてチェックを強化していきます」

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