独自路線のアップル
アマゾン・ドットコムは、AWS(Amazon Web Services)を軸に企業向けAIサービスを拡充すると同時に、物流や在庫管理、需要予測といった自社業務へのAI活用を進めることで、収益化と効率化を同時に追求しています。基盤モデル分野でも外部パートナーとの連携を強化し、クラウド競争力の底上げを図っています。
アップルは、他社のような大規模クラウド投資を前面に出すのではなく、iPhoneやMacなどの自社製品上で動作する高効率なAI機能に重点を置く独自路線を取っています。発表は控えめながらも、生成AI時代を見据えた技術基盤の整備は着実に進められている印象です。
さらにこの覇権争いは、米国のビッグテックだけにとどまりません。
1990年代末のITブームと大きく異なる点
日本でも、ソフトバンクグループがアーム・ホールディングス(英国)を軸とした半導体戦略やAIインフラ構想を打ち出すなど、生成AI時代を見据えた動きが見られます。同社は米国の巨大AIインフラ計画「スターゲート」にも中核企業として参加しており、大きな存在感を発揮しています。
米国企業のように巨額資本で最先端モデルの開発を主導する立場にはありませんが、日本企業なりの形で、AI競争に関与しようとする姿勢は確実に強まっています。
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